2013年6月「フロン回収破壊法」が改正され、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(以下、フロン排出抑制法)」が制定されました。
フロン排出抑制法はフロン類の製造~廃棄までのサイクルを管理し
に対しフロン類の排出を抑制する取り組みを行います。
2018年に経済産業省及び環境省が共同でフロン未回収の要因を調査した結果、フロン排出抑制法が制定されてから廃棄された機器の内約60%がフロン未回収だという事、その未回収分の約40%が機器廃棄時にフロンの回収が行われなかった事が分かりました。
経済産業省及び環境省が共同の調査結果に伴い今までの法律では確認が甘かった廃棄された機器を業者が引取る際にフロンの回収が行われているのか?を確認する仕組みが出来上がり、2020年4月からフロン類を使用した機器を廃棄する場合の規制が強化される事になりました。
機器使用時のチェックポイント |
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機器廃棄時のチェックポイント |
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対象機種 | 具体例 |
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業務用エアコン | 店舗、工場などに配置されている大型のエアコン類 |
業務用冷凍、冷蔵ケース | スーパーやコンビニなどに設置してある陳列ケース類 |
業務用冷蔵、冷凍庫 | スーパーのバックヤードや、物流センターなどに設置してある冷蔵、冷蔵庫類 |
非対象機種 | 具体例 |
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ルームエアコン | 家庭用のエアコン |
家庭用冷蔵庫 | 家庭用の冷蔵庫 |
カーエアコン | 車に備え付けてあるエアコン |
対応方法 | 説明 |
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適切な場所への設置 | 機器の破損等を防止するため 、適切な場所・適切な環境の維持保全 |
機器の点検 | 保有機器の点検 |
対応方法 | 説明 |
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原則機器の修理をしないまま冷媒ガスの充填禁止 | 冷媒ガスの漏えいが確認された場合は修理業者に直ぐに修理業者に依頼、修理をしないまま冷媒ガスの充てんは原則禁止 |
点検の種類 | 機器の種類 | 点検の条件 | 点検の頻度 |
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簡易点検 | フロンガスを使用している全ての機器 | – | 3か月に1回以上 |
定期点検 | 冷凍機器 | 圧縮機の出力7.5kw以上 | 1年に1回以上 |
定期点検 | 空調機 | 圧縮機の出力50.0kw以上 | 1年に1回以上 |
定期点検 | 空調機 | 圧縮機の出力7.5kw以上50.0kw未満 | 3年に1回以上 |
※点検等の記録用紙は機器の引き渡しが完了してから起算して3年間保存してください。
機器廃棄時のフロンの流れは行程管理票によって管理します。
を機器管理者様で作成し、各担当業者に交付して頂く必要があります。
弊社では法令を遵守するとともに各機器ユーザー様に寄り添い
をさせて頂きます。